どもり(吃音)は改善できるの?
音や言葉を繰り返したり、長く伸ばしたりするどもり(吃音)ですが、改善できないと皆さん、あきらめていないでしょうか。
どもり(吃音)というのは、発症の原因は、はっきりしていないのですが、改善することができるのです。
このどもりの原因の説の一つに精神的なことがあげられており、日本では、昔からどもりの治療に心理療法が重視されてきたのですが、一部の重度吃音者がどもりを超人的な努力で改善し、民間矯正所を開き、さらに間違った方向に吃音治療がすすでしまったという歴史があります。
これらの歴史を考慮しながらどもりの改善方法についてちょっとお話しましょう。
まずは、言語療法といって、丹田部に力を入れて、第1語を引き伸ばしながらゆっくり話す抑制法とか楽にどもりながら話す修正法(バウンズ法)というものがあります。
矯正法の一つである呼吸法系統的脱感作療法的訓練というものは、どもって緊張した場面とか嫌な場面を想像しながら不安感や難易度の低いものから順番にバウンズ法や抑制法を組み合わせながら発声訓練をするもので、行動療法の一つといわれており、6〜8人で行う訓練が一番効果的といわれています。
言語聴覚療法とは、聴覚フィードバック装置などを利用した治療法で、一部の吃音者にしか効果がなかったり、すぐに効果が薄れて再発するとも言われていますが、この治療法は、いくつかの種類の装置を組み合わせて訓練することが効果的であると言われています。